コンポーネントから全く新しく

MIが製作する設備は、数百点の部品によって構成されています。その一つ一つの機能とコストを、新しい手法を行う事でもっと合理化できないかと、日々研究を進めています。3D CAD/ CAE、3D プリンターなどのツールを活用し、ジェネレーティブデザインやラティス構造など、現代だからこそ可能なものづくりを現場に導入しています。

今時のものづくりはオフィスで

全てのデジタルマニュファクチャリング製造設備は、愛知県豊田市にある豊田支店に置かれています。トヨタ自動車様本社工場から、車で10分圏内にあるこの支店で、様々な機能部品の試作、実用部品の製造を行なっています。設計部門が併設されており、ワークステーションとプリンターは全てワイヤレス接続されている為、設計が完了したパーツを席から離れず造形し、2次元図面を描き終わる頃にはパーツが完成しているといった、効率的なワークフローを構築しています。

今までにないスピード感で仕事を進める、MIの働き方改革の一環です。

試作・製造設備

FDM 熱溶融 3Dプリンター
  • Markforged Industrial Series X7 2台
SLA 光造形 3Dプリンター
  • Form3 1台

今後、DLS方式、SLS方式のプリンターを順次導入予定

ハードにもソフトにも、テクノロジーへの投資は惜しみません

工場向け付帯品、治具向けにいち早く3Dプリント技術を投入、既に大手企業様の生産工程にMIの製造した部品が使用されています。

ソフトウェア

積層造形の効率化、部品形状を最適化し更なる付加価値を付与する為、設計用ソフトウェアを導入しています。

ラティス構造生成、AIによる部品設計、3Dテクスチャー等、3Dプリント部品を究極まで軽量化、材料を節約し付加価値の高い部品を低コストで製造する為、専用のソフトウェアにて設計します。

ハードウェア

世界で唯一、長繊維によるCFRP部品を3Dプリントできるプリンター、MarkforgedのフラグシップモデルであるX7を2台保有しています。大型部品、数量の多い部品等、造形時間を要する場合でも、2台のプリンターを同時並行で使用し、リードタイムの短縮を図ります。

機械設計から製作、メンテナンスまでを行うMIだからこそ、プリンターは常に完璧なパフォーマンスを発揮できるよう調整されています。